起きた時、覚えている夢は、眠りの浅いレム睡眠中に見た夢であることが多いそうだ。幸せな夢であればいいが、嫌な夢であった場合は、記憶から消しさりたくなる。そんな時思いおこすのが、バク(獏)だ。獏というと、小説家の夢枕獏も思い起こす私であるが、伝説上のバク(獏)は、悪い夢を食べてくれる生き物だ。実在する動物のバクは、伝説上のバクと姿が類似するため、その名がついた。
さて、実在するバクの種類は4種類。マレーバク、アメリカバク、ベアードバク、ヤマバクである。そのうち、一番大きな体のバグがマレーバク。マレーバクは、体色が白黒ツートンカラーで、東南アジアに生息しているのであるが、今は、森林開発などで生息地が激減し、絶滅危惧種になっている。

そのマレーバクの赤ちゃん誕生で話題沸騰中なのが、アドベンチャーワールド。
9月10日に生まれたマレーバクの赤ちゃんがとても可愛い。
不思議なのは、バクの赤ちゃんの体色が親の体色と違うということ。
バクの赤ちゃんは、茶色に白い斑点や筋模様があり、イノシシの子供のうりぼうのようになっている。
昼間の熱帯雨林では、木の葉の影で地面がまだら模様になる。バクの赤ちゃんは、その体のテンテン模様によって、捕食者から身を守ることができるのである。獏の赤ちゃんが親と同じ白黒ツートーンになるのは、生後6ヵ月ほどだという。
アドベンチャーランドのマレーバクの赤ちゃんは女の子、名前はわからない。(パンダのように名前はつけないのかな?)

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