2023年10月9日、愛媛県立とべ動物園のライオン「クレイ」(1歳)は、北海道の円山動物園にむけて輸送された。クレイは、2022年5月生まれ、父ネオ(9歳)と母さくら(8歳)の間に生まれた男の子。さくらの体調不良により、生後24日目から人工哺育で育ち、生後半年後に、母親と再同居に踏み切ったものの、右肩をさくらにかみつかれ、一時右前肢がまひして立ち上がれなくなり、やむなく、群れから引き離すことに・・・。
だからクレイはお母さんの愛情を知らない。クレイにとっての親は飼育員さん。檻越しに飼育員の清水和真さんがくると、清水さんの手に顔や体をすり寄せようとする甘え行動があった。まだ一歳なのに一頭暮らし。親が恋しい、温もりが欲しいに決まってる。円山動物園へのクレイのひっこしは、クレイが群れに戻すことが困難であることから決まった。
イーストーリー公式ホームページ - お知らせ・読み物 - 子ライオン「クレイ」には特にがんばれと言いたい。旭山動物園の「フウ」「レイ」「イト」と、とべ動物園の「クレイ」 (estory.jp)
旭山動物園で生まれた三つ子のうちの1頭、1歳メスライオン「イト」も、来月4日から10日の間に、円山動物園に移動する予定。ライオンは、絶滅危惧II類(VU):世界の個体数1000個体以下。 100年後に絶滅している可能性が10%。 希少な動物はワシントン条約で国際的な取り引きが規制されている。
※3連休期間中、円山動物園には、2022年の倍の約2万5000人が来訪。一番人気は、今年8月に生まれた女の子のアジアゾウ。ゾウは絶滅危惧種で、タイからの輸入交渉が難航しているため、北海道でのアジアゾウ誕生は、待望ニュースであった。
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