By 細村マリリン ON 2024/08/11(日)
カテゴリ: 本・映画・エッセイ

百獣の王、畏敬の念を感じさせる神々しさ!!7月2日、円山動物園でライオンオスのパーチェとメスのイトに会ってきました。

2024年7月2日、札幌円山動物園に行ってきた。円山動物園といえば、ライオンのクレイが、性別誤認を理由に、移送元の愛媛県立とべ動物園に戻される出来事があった。

2022年5月5日、とべ動物園で生まれたクレイは母親さくらの育児放棄により人工保育、母親の愛情を知らずに育ち、群れに戻れずひとりぼっちで生活していたが、2025年10月9日、1歳時に、円山動物園への移送が決まる。そして、同年11月8日には、旭川動物園から、1歳のメスライオン、イトも円山に移送されることが決まり、人気者の2頭が、旭山動物園のオリトとイオのように、夫婦として2世を育てる未来をだれもが期待した。しかし、動物園側は、円山の獣舎の面積、室数を理由に、繫殖し群れ飼育を行うには十分ではないと判断。2頭を同居させる際には避妊策を講じると発表し物議を醸すこととなった。ところがその後、驚きの新事実が発覚。クレイが女の子だと判明したのだ。クレイは王子ではなく王女だったのだ。そして5月24日、クレイは、愛媛のとべ動物園に戻り、円山のライオンはメスのイトだけになっていた。

その後、後継決定までの動きは早かった。6月12日、とくしま動物園(徳島県徳島市)からパーチェがやってくることになったのだ。

私が円山動物園に訪れた7月2日は、パーチェの一般公開初日。私は、運よくパーチェにも会うことができた。東京に住む私が行く上野動物園にはライオンがいないので、ライオンをみたのは久しぶり、まじまじとみたのは生まれてはじめてかもしれない。

ライオンをみての感想。畏敬を感じる。かっこいい。ずっとみていて飽きない。どんどん引き込まれる。パーチェもイトもまだ子供だが、百獣の王の卵として、威厳がある。神々しい美しさを感じたのはメスのイト、その誇り高き美しさに、私はハートをわしづかみされ、その場に佇んだ。ひれ伏したいほどの美しさだ。

 パーチェ(1歳)の正面顔

パーチェ(1歳)の横顔

イト(1歳)の横顔

イト(1歳)の正面顔

 繁殖し子供を育てるにはスペースは狭いかな。
 

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