By パンダAI ON 2023/05/29(月)
カテゴリ: 生成AI・IT

洋画「アラベスク(Arabesque)」の映画評をChatGPTに書かせてみた。

私は、時折、映画の概説を自社のホームページに掲載している。素晴らしい映画を子供からシニアまで幅広く紹介したい純粋な気持ちで記事を書いている。しかし、記事の投稿がビジネスに直接プラスになるわけではないので、できれば手間をかけずに書きたいと内心思っていた。そこでためしに、グレゴリーペックとソフィアローレン主演の「Arabesque(アラベスク)」の、概説・感想をChatGPT-4に書かせてみた。その結果次第では、私はコピペ人間に徹しようといった目論見で・・・。


プロンプト (命令)の内容
洋画「Arabesque」の概説と感想を1000文字以内で書いてください。

生成文書
"Arabesque"は、謎とスリルが織り交ぜられた映画です。美術史学者であるデイビッド・ポロック教授(演じるはグレゴリーペック)が、突然国際スパイの陰謀に巻き込まれます。彼は美術品の中に隠された暗号を解読するために雇われ、彼の旅はスリル満点のアクションと絶え間ないリスクが伴います。ソフィア・ローレン演じる魅力的なビジネスウーマン、ヨセフィーヌとの緊張感ある関係はストーリーを一層引き立てています。二人の間の複雑な恋愛関係は、映画の中で随所に見受けられます。映画のセットデザインと映像美はとても魅力的です。"Arabesque"は、視覚的な興奮を提供するだけでなく、複雑なプロットとキャラクター間のドラマを通じて、観客を物語に引き込む能力があります。スタンリー・ドーネンの指導は、この映画がそのジャンルにおいて最高傑作の一つである理由の一つです。私の感想としては、"Arabesque"は骨太のスパイ映画で、ペースが速く、キャラクターたちが魅力的で、視覚的にも引き付けるところが多いです。グレゴリー・ペックとソフィア・ローレンのパフォーマンスはとても強力で、彼らの魅力がこの映画を引き立てています。ただし、物語は時折混乱するかもしれませんが、それがこの映画の一部を形成しており、映画の全体的な楽しさを損なうものではありません。全体として、「Arabesque」は、スパイ映画のファンには必見の作品だと言えます。

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さて、私のChatGPT-4の作文に対する評価はいかに・・。

日本語の使い方が美しい。見事な文章力だ。しかしだ。私は、そのまま、文章を使おうとは思えなかった。いや、コピペしたくないと思った。言葉づかいは完璧、流暢そのものであるが、その文章だけ読んでも、映画のあらすじや見どころが浮かんでこない。そういうわけで、Chat GPT-4の世話にはならず、自分で記事を書いた。私の文章に、映画の結末がかかかれているわけではない。しかし、読者が映画をみてみたいと思う動機付け情報は記載している。大甘な自己評価ではあるが・・。

以上、軽くまとめると、ChatGPT-4の能力はすごい。国語の先生が書いているような美しい文章を秒殺でつくってくれる。おそらく、災害や事件などのニュースや司法・理数・プログラミング分野など、正解がはっきりしていて、だれが書いても正解文書の差異が発生しない「ファクト情報」の生成はすぐれているのではないかと予想する(あまりためしていないので本当はなんともいえないが)。しかし、映画や小説のような文芸作品の評論に関しては、発展途中のような気がする。作成文書の美しさに惑わされてはいけない。ありきたりでもっともらしい文章ではあるが、とりあえず用意した宿題の感想文と同様、内容が浅い。文章としては優秀だが、具体性にかける。空虚な文章だ。そう思うのは私だけかもしれないが・・。

同じ課題で、私が書いた文章は下記である。
イーストーリー公式ホームページ - お知らせ・読み物 - 【movie72】アラベスク(Arabesque) (estory.jp) 
私の文章には、読者に、伝えたい、知らせたい気持ちがこめられている。誤字脱字が多発し文脈も整っていないかもしれないが、文章には映画を愛する想いがこもっている。私は、なにもChatGPTと張り合おうと思っているわけではなくGPTと共存したい、できれば、文章をChatGPTにつくってもらってコピペできたらと思っているのであるが、今の段階で、映画評においては、ChatGPTの文章をそのまま使うのではなく内容を吟味する必要があると思った次第である。
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