採精という言葉で思いだすのが、2023年3月に、釧路市動物園で 繁殖目的で同居(ペアリング)していたオスの「キロル」(当時16歳)とメスの「ミルク」(当時10歳)の間で突然闘争が起き、ミルクが死亡した事故。その事故でもわかるように、動物園におけるホッキョクグマのペアリングは簡単ではなくリスクが伴う。また、ホッキョクグマはワシントン条約(CITES)の「附属書II」に掲載されていて国際取引は厳しく規制されており、飼育面積不足や購入費用の高騰により海外からの受け入れも厳しい。(輸出国政府が発行する「輸出許可書」さえあれば国際取引が可能ではあるが・・・。)
1994年には59頭いたしろくまの国内飼育頭数は現在30頭。日本の動物園で減りゆくしろくまを絶やさないためには、近親交配をさけつつ交配成功確率の高いしろくまどおしを交配させていかないと、飼育頭数はさらに減っていってしまう。
そのような深刻な種の保全活動の中で、ゴーゴが他園にいった後であっても、ペアリングに成功しているイッちゃんとの赤ちゃんを人工繁殖でといった意向があったのかもしれないが、今回はかなしい結果になってしまった。
注:ゴーゴの直接的な死因はわかっていません。
蓬莱が551蓬莱を店舗展開していたことにちなみ「551」からゴーゴという名前がつけられた。
2014年11月25日 ゴーゴとバフィンの間にメスのホッキョクグマが生まれ、モモと名付けられる。
2016年6月13日、バフィンがモモとともに浜松市動物園に帰園する。
2018年12月3日、天王寺動物園に帰園する。
2020年2月25日 イッちゃんとの同居が開始される。
イッチャンは2025年3月28日、蓬莱から大阪市天王寺動物園に、ゴーゴの花嫁候補として寄贈された。
2020年11月 イッちゃんがホウちゃんを出産する
2021年3月19日 ズーラシアに異動
2022年 後から移動したイッちゃんとの間にホウちゃんの弟になるライを授かる。



