白浜パンダ返還まで2週間を切った。
白浜のパンダの経済効果は30年で1300億円、1994年、バブル崩壊後の白浜にパンダが来日して以来、白浜で暮らしたパンダは17頭。雌の発情期間は2週間程度だが、受精可能なのはそのうちの数日間だけ。難しい繁殖を成功させてきたアドベンチャーワールドの功績は、パンダ貸与国でも類を見ない。出産後、親から子供を引き離す時期が早ければ繁殖に優位であるが、アドベでは、時間をかけて育てられたパンダは、繁殖しやすいパンダに育つことから、十分な子育て期間をとるようにしてきた。アドベのスタッフは、一旦パンダがいなくなっても、またパンダが来る日が来ると信じている。膨大なパンダの養育記録が繁殖貢献施設としての自信の証だ。
パンダがいなくなる7月からの白浜旅館の予約は激減しているそう、旅館組合では、パンダに変わる新たな集客策を模索中だ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250613/k10014831241000.html中国にとってパンダは国宝。今はパンダが見たければ中国に来てくれればいいと言ったスタンスのようだ。中国の山奥の動物園にいるシャンシャンが8歳になったということで会いに行く日本人は多い。白浜パンダの行き先、成都への日本人観光客も増えるに違いはないであろう。
https://youtu.be/cLikaFZdoeA?si=iHjo4GV9SUNsKZ4Q
また、神戸の王子動物園で昨年亡くなったタンタンは、中国側との契約でタンタンが死んだあとも返還することになっているため、剥製と骨格標本にして送ることが決まっている。
ちなみに1972年9月日中国交正常化を記念して中国から贈呈されたランラン、カンカン、その他、ホァンホァン、フェイフェイ、トントン、リンリン、チュチュ(ホルマリン漬け、ホァンホァン、フェイフェの子、出産後、43時間後に死亡)は、日本に所有権があるため、その剥製は多摩動物公園や国立科学博物館が所蔵している。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250614/k10014835581000.html
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