関西大の名誉教授である宮本勝浩氏(専門分野は理論経済学)は、様々な事象の発生によって生じる経済効果の分析者として著名である。
その宮本氏の分析によると、上野動物園のパンダ「シャンシャン」が、もたらした経済効果の試算額は、一般公開後1年間で約267億円、2017年6月の誕生から約3年半の期間では約539億円だ。宮本氏は、昨年度生まれた、双子パンダの「シャオシャオ」、「レイレイ」の経済効果についても試算していて、その試算額は、公開から1年間で約308億円である。双子パンダの経済効果は、双子によるファン増加を見越し、シャンシャンの試算額の2割以上の金額になっている。
お知らせ・読み物
880 ヒット
0 件のコメント