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一兵卒の戦争犯罪責任 War crime responsibility of one soldier

戦争犯罪に関与した一兵卒の心の内は?

4月4日、ウクライナ国防省の諜報機関は、ブチャで戦争犯罪に直接関与したロシア部隊(第64自動車化狙撃旅団)の所属1600人以上の兵士リストを公開した。兵士リストには、名前、生年月日、階級、パスポートナンバーなどが掲載されている。ウクライナ国防省は「すべての戦争犯罪者が、ウクライナ市民に対して犯した罪のために裁判にかけられる」と非難した。ウクライナによるロシア兵士リストの入手経路が気になるが、その点は明らかにされていない。
軍隊においては、兵士は上官の命令に絶対服従。自分の良心に反することも「命令」とあれば実行しなければ、自分が罰せられてしまう。一兵卒の戦争犯罪責任は、どこまで、問われるのだろうか。
戦時国際法では、軍隊に編入されていない人民への攻撃を禁止している。また、軍隊に編集された兵士であっても、降伏者、捕獲者に対しては、一定の権利が保障されていて、これを無視して危害を加えることも禁止している。

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