起きた時、覚えている夢は、眠りの浅いレム睡眠中に見た夢であることが多いそうだ。幸せな夢であればいいが、嫌な夢であった場合は、記憶から消しさりたくなる。そんな時思いおこすのが、バク(獏)だ。獏というと、小説家の夢枕獏も思い起こす私であるが、伝説上のバク(獏)は、悪い夢を食べてくれる生き物だ。実在する動物のバクは、伝説上のバクと姿が類似するため、その名がついた。さて、実在するバクの種類は4種類。マレーバク、アメリカバク、ベアードバク、ヤマバクである。そのうち、一番大きな体のバグがマレーバク。マレーバクは、体色が白黒ツートンカラーで、東南アジアに生息しているのであるが、今は、森林開発などで生息地が激減し、絶滅危惧種になっている。