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吉阪隆正設計のvillacoucouと鈴木京香 villacoucou designed by Takamasa Yoshizaka and Kyoka Suzuki

ロマンがコンパクトに集約された吉阪氏の建築作品「villacoucou」

友人に、東京都現代美術館で開催されている「吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる」のチケットをいただいたので鑑賞。吉阪隆正氏は、戦後復興期から1980年まで活躍した建築家で、コンクリートによる彫塑(ちょうそ)的な造形をもつ特徴的な建築で知られている。吉阪氏は、幼少期はスイスで過ごし、近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)に師事、「アテネ・フランセ」などを設計した一方、早稲田大学の教授や、日本建築学会会長も務めた。また、登山家・探検家として、日本山岳会理事や1960年の早大アラスカ・マッキンリー遠征隊長を務めた他、フランス文学者、さらには、思想家として複数の著書を執筆した。

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