アメリカアアリゾナ州スコッツデールのオディシー水族館で生まれたコダカペンギン「ロージー」は、生まれつき足の骨格に異常があり、自分で座ることができなかった。
飼育の担当チームは、ロージーのコアと脚の筋肉を強化し歩けるようにするために、ロージーのトレーニングを始めた。人間が使用する「ジョニージャンプアップ(Johnny Jump Up)」べビーバウンサーシートを模倣した「ペンギンジャンプアルー(penguin jump-a-ro)」を使って、ロージーのコアマッスル、体力を伸ばすトレーニングである。ロージーは、そのトレーニングを継続していくうちに、スリングのサポートなしで直立して座ることができるようになった。
その後、短い「スリングフリー」ウォークを続けたロージー。防水性のある羽毛に生え変わった生後4か月目には、監視付き水泳トレーニングにより、少しずつ、泳げるようになってきた。
そして、孵化してから8か月目、ロージーは、ゆっくりだが、歩いている。
お知らせ・読み物
1461 ヒット
0 件のコメント