1997年にセバスチャン・ユンガーが実話を元に執筆したノンフィクション小説『パーフェクトストーム -史上最悪の暴風に消えた漁船の運命』が原作。1991年秋の大嵐で行方不明になったアンドレア・ゲイル号に乗船し海に消えたクルー達を描いている。クルー達が船上で自分達の命を守るジャッジができる機会は2度あったが、そのジャッジを誤ってしまい、命を失ったのだと思った。だれにだって、生きて入れば、命に係わるジャッジの機会が訪れる可能性がある。その時、瞬時に、命を守るジャッジをするためには、どのような心持でいたらいいのかを教わったような気がする。