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ライオン「クレイ」と「イト」のペアリングに関する円山動物園の決断!!動物園のバースコントロール課題に迫る。
11月8日午後、札幌の円山動物園に、
ライオンは群れ(プライド)で生活する動物であることから、円山動物園では、「クレイ」と「イト」
余るライオン「猫より安い」 動物交換、その実態は:朝日新聞デジタル (asahi.com)
クレイは人工哺育で飼育員の愛情しか知らず、母親のさくらに噛まれて大怪我をしたこともあるので、円山動物園では、クレイが
さて、クレイ、イトの円山動物園へのひっこしをきっかけに、動物園においても、ペットの犬、猫と同様、避妊などバースコントロールが必要な事情がみえてきた。そのコントロールにより、動物園のライオンにおいては、狩りの機会を奪われるだけではなく、子育ての機会も奪われる。そこには、本能のおもむくままに生きられない不自由さ、不自然さがある。動物園の動物は、様々な制約の中で、本能との葛藤と戦って生きていかざるおえない宿命にある。思いっきり走れない、泳げない、狩りもできない、子供も生めない。動物達は、生き方の機会損失、本能との葛藤によるストレスにさらされながら生きていかざるおえない。クレイとイト、彼らも、限定環境、限定機会の中で生きていくことになる。それでも、動物達には、幸せを感じて生きていてほしい。動物も人間と同様、命は一度限りだ。
わたしたち人間も、「動物の命の価値は人間と同等」といった視点で、動物問題を根底から真剣に考える必要があろう。
#イト #クレイ #円山動物園 #ライオン
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