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旭山動物園のヤマアラシのショーロンは、こつこつタイプの働き者

旭山動物園のヤマアラシのショーロンは、こつこつタイプの働き者 ショーロンのつぶらなお目目に首ったけ(写真はショーロンではありません)

旭山動物園には、ショーロンという名前のヤマアラシがいる。昨年10月に長野市茶臼山動物園から来園した2歳の雄で、トゲの長さが40センチ近くもあるアフリカタテガミヤマアラシだ。トゲは怖いが、顔はおっとりしていて、小さなお目目がとてもチャーミング。ちょっとした音だけでも、危険を察し、ガバーと毛を逆立てるショーロンだが、頭がよく、自分の名前もわかっていて、飼育員さんが呼ぶと呼び声の方に寄ってくる。穴掘りが得意で、硬い爪を持つ足を使い、1年穴を掘り続けたそうだ。トンネルは、深さ50センチほど、長さは1・5メートル程度。北海道は冬、雪も降るし、今の季節は室内生活、なにをしてすごしているのかな?

さて、ヤマアラシは、夜行性の草食生物で、齧歯(げっし)類。その種類は、世界で20以上である。伸び続ける上下の大きな前歯を使い、木の皮や茎、果物や木の葉や植物の芽、木の実などのエサをかみ砕いて食べる。また、針状のトゲを使い、敵から身を守る。針をもつ動物には、ハリネズミやハリモグラもいるが、ハリネズミとハリモグラは、攻撃してきた敵に対して針で防御するだけで、自ら攻撃をしかけない。しかし、ヤマアラシは、体も大きく針も長い。自らバックで突進をし針を突き刺す。意外なことだが、ヤマアラシの体毛自体は柔らかいそうだ。しかし、背中、わき腹、しっぽの部分に、針のような固い毛が混ざっていて、危険に遭遇すると、クジャクが羽を広げるように、寝かしていたトゲを逆立てる。威嚇のためである。
トゲの先端部は尖っている上にトゲの表面は突起に覆われているため、ほかの動物の皮膚に刺さると抜けにくい。
トゲはなにかに触れるとヤマアラシの体から簡単に抜け落ち、体からトゲが抜け落ちたあとには、新しいトゲが生え変わる。

南北アメリカに生息するヤマアラシは木登りがうまく、多くの時間を木の上で過ごす。
米国とカナダに生息するカナダヤマアラシは、ヤマアラシの中で最大サイズで、針も、3万本以上の針を持つ。
ほかの種類のヤマアラシは、アフリカ、ヨーロッパ、アジアに見られ、砂漠や草地、森林に生息し、地上で生活する。
メスのヤマアラシは、1~4匹の子どもを産む。生まれたときはトゲが柔らかいが、数日で硬くなる。
子どものヤマアラシは、生後約2カ月で独り立ちする。

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