「ジュラシック」シリーズ新3部作の第2弾。第3弾は2021年6月全米公開予定。オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、第1弾に続き続役。パーク崩壊後のイスラ・ヌブラル島では、火山噴火により、恐竜たちは絶命の危機。そこで恐竜を保護し安全な島に移送する計画が立てられたが、それは見せかけの計画。恐竜を秘密兵器として売りさばく金儲けを企むイーライ(レイフ・スポール)達の陰謀により、恐竜は、北カリフィルニア州のロックウッド邸へ運ばれてしまう。オーウェン達は、恐竜オークションを辞めさせるために、巨大なドーム型の頭蓋骨で頭突きをしまくる新恐竜スティギモロク「スティギー」を利用することを思いつく。このスティギー、ひょうきんものでとっても愛らしい。その後、オーエン達は、インドミナル・レックスに襲われ、絶対絶命の状態になるが、オーエンが育てたヴェロキラプトル4姉妹の長女ブルーに助けられる。ブルーが、育ての親に対する思慕心を持って、レックスと闘ったのかは、想像するしかないが・・・。コロナ自粛が続くこの頃故、アメリカに上陸した恐竜達が、人間の都合で人間界に降りてきて猛威を振うコロナにみえた。Jurassic World: Fallen KingdomThe second in a new trilogy of the "Jurassic" series. The third...
お知らせ・読み物
ウィル・スミス(サイファ役)とウィルの子供のジェイデン・スミス(キタイ役)との共演作品。 2013年公開。レンジャーの最高司令官サイファは、最後の任務に息子を同行させたが、二人が乗り込んだ宇宙船は、 小惑星嵐に見舞われ大破し、危険惑星「地球」に墜落。 生存者はサイファとキタイのみ。そしてサイファは致命傷で動くことができない。 助けを呼ぶにも、救難信号の発信機がある船尾は、彼らがいる位置より100km後方に墜落している。発信機を回収しないと二人は助けを呼べずに死ぬ。さてどうしたものか?といった状況下、13歳のキタイが一人、発信器を回収するために危険な旅に赴くといった話である。テーマは、「危険下での恐怖心の克服」。恐怖は現実に存在しない。 恐怖が存在するのは未来を考える心の中だけ。恐怖は想像の産物。想像が恐怖を感じさせるだけで、何も起きないかもしれない。「危険」は実在するが、「恐怖心」は自分次第でコントロールできるといった悟りである。2010年公開「ベスト・キッド」では、超かわいい子供だったジェイデンが、本作でスリムな青年へと成長していた。目が魅力。血筋は争えない、天才子役である。After EarthA co-starring work with Will Smith (role of Cipher) and Will's child Jaden Smith (role of Kit...
今日は、上野動物園の双子パンダ、シャオシャオ、レイレイの誕生日。生まれた時には、120グラムほどだった双子も1歳を迎え、27キロを超えた。27キロというと人間では8歳の平均体重だ。一般的に、パンダは、永久歯が生えそろうと笹を食べ始め、生後8、9ヶ月で離乳。生後18ヶ月頃には、親離れをすると言われているが、シャオシャオ、レイレイは、まだ、離乳していないようだ。シャオシャオとレイレイは、双子であっても、性格は違うようで、シャオシャオは喜怒哀楽がはっきりしていて少々繊細。レイレイは要領良く行動し、マイペースな性格であるそうだ。動物園の飼育員の話だと、「シャオシャオは、シンシンが食事中であっても乳をせがみシンシンから邪険にされることが多い。レイレイはシンシンの寝こみを見計らって乳を求めるため、乳を飲む頻度が高い」とのことである。
動物大好きな私にとって、ギンビス「たべっ子どうぶつ」と森永製菓の「おっとっと」は、食べる時間が楽しいマイベストセラー菓子である。「たべっ子どうぶつ(バター味)」は、どうぶつの形をしたバター味の薄焼きクッキーで、クッキーの表面に英単語が印刷されている。薄型クッキーの表面は、なめらかな舌触りで、塩けがあるバター味。甘すぎないので、いっぱい食べても胸やけがしない。あっという間にひと箱がからになる。一方、「おっとっと(うす塩味)」は、じゃがいも、小麦粉などがはいっている生地を、生きものの形に型抜きし、油をふりかけて焼いた、中が空洞の薄生地が特徴の塩味ポテトスナック。ポテトチップのように揚げていないので、油っぽさがなく、食感が軽い。ひとつずつの粒がとても小さいので、まとめて何粒か食べないと、食べた感じすらしない軽い食感なのだ。「おっとっと」が誕生したのは40年前。
Excellent movie#1「オーケストラ!」
ロシアは、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーなど、偉大な音楽家を輩出した芸術大国。ウクライナも、ピアニストのホロヴィッツ、リヒテル、ギレリス、ヴァイオリニストでは、オイストラフ、ミルスタインなど、音楽に造詣が深い。ところが、ロシアのウクライナ侵攻により、ロシア出身の音楽家は、今、西側諸国で、活動できなくなっている。プーチンと親しいワレリー・ゲルギエフ(ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)は、首席指揮者を解任された。ロシアの芸術家は、世界に活動の場を築いてきた。しかし、今、戦争のせいで排除されている。映画「オーケストラ!」は、古い映画であるが、未来に起こりうるストーリーでもある。
舞台は、ブレジネフが書記長であった旧ソ連。共産主義政権下、国家はユダヤ人排斥政策を強行、多くの命が奪われた時代であった。映画の主人公は、ロシア人の中年男アンドレイ。アンドレイは、ボリショイ交響楽団の首席指揮者として名声の絶頂にあったが、追放対象のユダヤ系楽団員をかばい、指揮者の座を追われ、30年間、ボリショイ劇場の掃除夫として、満たされない日常を送っていた。ところが、ある日、アンドレイが、支配人の部屋を掃除していた時、偶然にも、パリの劇場からの演奏依頼のファックスを目にし、人生は一変する。
そう、映画「オーケストラ!」は、元天才指揮者で今掃除夫の主人公が、共に解雇された元楽団員を集め、偽オーケストラを結成し公演を成功させる、奇跡の物語。