アメリカの政治・外交が専門の国際政治学者の中山俊宏氏が、5月1日夜、亡くなられていたことがわかった。中山氏は、2001年に青山学院大学の大学院を修了後、防衛省参与などを歴任。2014年から慶応大学の教授を務め、多くのテレビ番組で解説者として活躍されていた。私は、2022年4月29日(20:00 - 21:55)の報道番組「BSフジLIVEプライムニュース」にゲスト出演されていた中山氏をモニターごしに観ていたので、中山氏の訃報を昨日(5月9日)知り、キツネにつままれた思いだった。中山氏の死因は、くも膜下出血だという。中村氏は享年55歳、日本男性の平均寿命は82歳だから、若すぎる死である。
お知らせ・読み物
2月後半から5月1日にかけて、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)7名とその家族が不審死を遂げていることが話題になっている。「自殺に見せかけた暗殺、口封じではないか」といった世論もある。物騒な話である。
そして昨日(2022年5月9日)は、ロシアの戦勝記念日。第二次世界大戦下の1941年 から 1945年 にかけて、 ナチス・ドイツを中心とする 枢軸国とソビエト連邦間の独ソ戦(German-Soviet War )で、ソビエト連邦が勝利したことを記念する祝日であった。
世界は、記念式典におけるプーチン大統領の演説に注目を寄せていたが、世界の大勢の予想どおり、大統領は、ロシアを被害者と位置づけ、ウクライナ侵攻を正当化した。
Excellent movie#3「人生に乾杯!」
UNFPA(国連人口基金)が発表した2022年版の世界人口白書(State of World Population)によると、平均寿命が最も長い国は日本、香港、マカオで、男性は82歳、女性は88歳だった。 日本が世界一の長寿国になったことはうれしいニュースであるが、寿命が伸びれば伸びるほど、老後の生活も長くなる。相次ぐ自然災害、先行き不透明な政治経済、社会保障制度持続に対する不安も募る一方。定年後、あてにしていた年金が支給されない、生活は困窮、体調は悪くなるばかり、頼れる身内はいない・・・。もし、自分がそういう状況に置かれたとしたら、どう生き抜いていったらよいのであろうか。
私は、ビル・ゲイツ氏の名前を知らないビジネスパースンに出会ったことがない。だから、彼の解説をする必要はないかもしれないが、若干触れておく。ビル・ゲイツ氏は、Windows、Officeを始め、様々なソフトウェアを開発、販売しているマイクロソフトの創業者。そして、世界の名だたる資産家である。米国雑誌「フォーブス」の世界長者番付では、1994年から2006年まで13年連続世界一。そして、2022年度は、テスラのイーロンマスク、アマゾンのジェフ・ベゾス、LVMH(1987年に、ルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーが合併して誕生したコングロマリット)のベルナール・アルノーに続く世界4位、資産額は1290億ドル(約15兆8700億円)である。長者番付常連者で、安定した巨大資産を保持しているゲイツ氏も、66歳。悠々自適に、富豪生活をエンジョイしても罰はあたらないと思うが、精力的にソーシャルビジネス活動を実践している。
Wikipediaによると、5つの肩書の仕事をしているようである。
「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語「メタバース (Metaverse) 」は、インターネット上の3次元仮想世界。メタバースは、SF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表したサイバーパンク小説「スノウ・クラッシュ」に登場する架空の仮想空間サービス名だったが、その後、現実社会に存在する仮想空間そのものをメタバースと呼ぶようになった。
2009年に公開された日本映画「サマーウォーズ」のOZ(オズ)や20021年に公開された「竜とそばかすの姫」の<U>は、「メタバース」として描かれている。