お知らせ・読み物

エリザベス女王死去。歴代最長の70年を超える在位で、ファッションアイコンとしても人気。Queen Elizabeth dies. With over 70 years of reign, the longest in history, he is also popular as a fashion icon.

目が覚めるような明るい色がお似合いのエリザベス女王

2022年9月8日に、エリザベス女王(エリザベス二世、全名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー)が亡くなられた。享年96歳、歴代最長の70年を超える在位期間であった。
女王の父親はジョージ6世(ヨーク公アルバート王子)である。ジョージ6世は吃音に悩まされた国王。映画『英国王のスピーチ』(2010年)は、ジョージ6世の伝記を映画化したものだ。母親は、エリザベス妃(スコットランド貴族の娘)。女王は、2人姉妹の姉で、妹の名前はマーガレットである。
ジョージ6世が即位すると、女王は推定相続人となり、第二次世界大戦中は、英国女子国防軍に属し公務に携った。
その後、女王は、1947年に、フィリップ・エディンバラ公爵と結婚。3男1女(チャールズ、アン、アンドルー、エドワード)を出産した。

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【movie39】 ある天文学者の恋文 The Correspondence

エミリー(オルガ・キュリレンコ)が、親子ほどに年が離れている妻子持ちの天文学者エドワード(ジェレミー・アイアンズ)に惹かれる理由は何なのか。最初は、尊敬、憧れ。それが発展して恋慕。でも、それだけではない。引き金は彼女の心の闇。彼女は、孤高で、過去の出来事への罪悪感を手放せずにいた。亡くなったはずのエドから、絶妙のタイミングで、メール、手紙、プレゼントが届く。エドの言葉は抒情的。知性と浪漫、エミリーをいとおしむ言葉であふれている。心のこもった、I love you 。その上、神秘的な天文学が会話に絡んでくるものだから、言葉のロマンチック度は急上昇。この映画のテーマを「究極の純愛」ととらえるか、亡くなってまでも「相手を束縛する男のエゴ」ととらえるか、評価は二分するであろう。でも、私は、「究極の純愛」とみてとりたい。映画の冒頭、私は、エドワードをいい年してエロ爺だと思った。しかし、端正な顔立ちと美しい言葉に弱い私は、次第に、彼の言葉に胸を熱くし、その瞳に魅了され、しまいには、エミリーに羨望心を抱いていた。(危ない、危ない。)監督は、イタリアシチリア島出身の、ジュゼッペ・トルナトーレ。名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督である。ロケ地も素晴らしい。The CorrespondenceWhy is Emily (Olga Kurylenko) attracted to her wife-...

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【movie60】リアル・スティール RealSteel

Reel#7「リアル・スティール」

仕事で挫折感を味わうことがあった。自己嫌悪で一杯になり落ち込んだ。そんな時、本作を観た。没頭した。興奮した。感涙した。モヤモヤも一掃、スカッと爽快だ。

本作は気分を発散させたい人にお勧め、ロボットボクシングを通じて育まれる親子の絆である。ストーリーは単純明快で、クライマックスに向けて盛り上がる展開、テンポがよい。配給はウィルト・ディズニー、制作総指揮はスティーブン・スピルバーグと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。ロボットの所作はディテールまでこだわっている。首を傾げるかわいい仕草や、ダンスやボクシングでのしなやかな身のこなしは、まるで人間のよう。ロボット同士の格闘シーンもタイトル通りリアル感満載、大人も子供も、親子で観ても楽しめる作品だ。

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【movie58】ハーモニー 心をつなぐ歌 Harmony

Excellent movie#5「ハーモニー 心をつなぐ歌」

本作品は、韓国の女子刑務所の合唱団「ハーモニー」が、コンクールのステージで一番会いたかった人に出会うハートフルストーリー。実在するショウンジュ女子刑務所の合唱団がモチーフ、韓国では観客動員数300万人を超えるヒット作である。受刑者と受刑者を取り巻く人々が織り成す感情模様が心を揺さぶり、感涙を誘う。

一度観て泣けたのでもう一度観たら、二度目も泣けてしまった。

主人公ジョンへは、夫のDVからお腹の子供を守るため夫を殺害し収監。刑務所で男の子を出産しミヌと名づけた。ミヌは天真爛漫に育ち1歳の誕生日を迎えたが、所内での乳児養育期間は生後18 ケ月、身寄りのないジョンヘは、半年後にはミヌを養子に出さなければならなかった。

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【movie61】レナードの朝 Awakenings

Excellent movie#8「レナードの朝」

ロンドン・オリンピックでの日本選手団の奮闘ぶりは素晴らしかった。メダルの総獲得数38個、これは2004年のアテネ大会を上回る史上最多の獲得数だ。特に印象に残ったのはチーム戦だ。ねばりのプレーで団結力をアピールした。頂点に上り詰めたメダリスト達に盛大な拍手を送りたい。

アスリート達の切れのよい動きは脳の成せる業、今回は、脳の機能停止で昏睡状態になった患者達とその難病に挑む医師との交流を描いた『レナードの朝』を紹介する。

作者はロンドン生まれの神経学者オリヴァー・サックス。原題は「Awakenings(目覚め)」、本作はサックス自身の経験に基づく実話である。

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