1985年アメリカ映画。アメリカに亡命したトップダンサー、ニコライ・ロドチェンコ(ハイル・バリシニコフ)は旅客機事故でシベリアに不時着し、KGB(ソ連国家保安委員会)のチャイコ大佐(イエジー・スコリモフスキ)に身柄を拘束される。チャイコ大佐は、ニコライをソ連のバレー界に復帰させようと考え、ソ連に亡命しシベリアで生活するアメリカ人レイモンド・グリーンウッド(グレゴリー・ハインズ)をニコライの見張り役に抜擢する。ソ連でのニコライは、厳重な監視下に置かれ、いっさいの自由がない。
お知らせ・読み物
和歌山アドベンチャーワールドのジャイアントパンダファミリー7頭の内、30歳の永明(えいめい)と、永明と良浜(らうひん)の娘である桜浜(おうひん8歳)、桃浜(とうひん8歳)の3頭が、2023年2月に、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に旅立つことが決まった。アドベンチャーワールドは、16頭のジャイアントパンダの自然繁殖に成功した記録を持つが、その16頭のパンダの父親は、永明1頭。永明は、2歳時に渡日し、これまで、蓉浜(ようひん)、梅梅(めいめい)、良浜(らうひん)のパートナーとなり、梅梅の間に6頭、良浜との間に10頭、計16頭の子パンダを日本で誕生させた。永明は、人間の年齢に換算すると今90歳であるが、末っ子の楓浜は、今年11月で2歳になったばかり。永明は、これまで、自然繁殖において最高齢記録を更新し続けてきたのだ。アドベンチャーワールドのパンダ人気の立役者、仕掛け人である。

映画「ライオンキング」で、主人公のライオン「シンバ」に、くよくよ悩まない生き方を教えるティモンは、ミーアキャットだった。そう、ヒット映画のキャラクターにもなったミーアキャットは、マングース科の仲間。体長約30cm。体重は600~900g、細長い胴体と細い四肢、尖った顔が特徴の哺乳類である。顔と腹部は褐色系または灰色系。背中は褐色系で濃い褐色の縞模様があり、目の周りと耳は黒い。歯は36本、指趾(指先)の本数は4本ずつで先端は尖っている。乳頭は6か所。オスには、肛門周辺に臭い匂いを発する肛門腺がある。
この小さな齧歯(げっぱ)目リス科動物に初めて会ったのは上野動物園。同じ格好をして整列してこっちを見てる。なんだか可愛い。
動物の名前はプレーリードック。動物園に住んでいる哺乳類の中でも、トップ10にはいるひときわ小さな哺乳類である。危険が迫ると、犬のように、キャン、キャンと鳴き声を発し、仲間に伝える事から、プレーリー(北米の草原)のドック(犬)と名付けられた。
プレーリードックが人気の理由はいくつかある。指先で餌をもって食べる、人間のように抱き合きあう。口と口でキスをする。鼻をくっつけ合う。互いに毛づくろいする。餌を分け与えあうなど、まるで、ピーターラビットのよう。所作がとてもかわいらしいのである。