和歌山アドベンチャーワールドのジャイアントパンダファミリー7頭の内、30歳の永明(えいめい)と、永明と良浜(らうひん)の娘である桜浜(おうひん8歳)、桃浜(とうひん8歳)の3頭が、2023年2月に、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に旅立つことが決まった。アドベンチャーワールドは、16頭のジャイアントパンダの自然繁殖に成功した記録を持つが、その16頭のパンダの父親は、永明1頭。永明は、2歳時に渡日し、これまで、蓉浜(ようひん)、梅梅(めいめい)、良浜(らうひん)のパートナーとなり、梅梅の間に6頭、良浜との間に10頭、計16頭の子パンダを日本で誕生させた。永明は、人間の年齢に換算すると今90歳であるが、末っ子の楓浜は、今年11月で2歳になったばかり。永明は、これまで、自然繁殖において最高齢記録を更新し続けてきたのだ。アドベンチャーワールドのパンダ人気の立役者、仕掛け人である。
お知らせ・読み物
映画「ライオンキング」で、主人公のライオン「シンバ」に、くよくよ悩まない生き方を教えるティモンは、ミーアキャットだった。そう、ヒット映画のキャラクターにもなったミーアキャットは、マングース科の仲間。体長約30cm。体重は600~900g、細長い胴体と細い四肢、尖った顔が特徴の哺乳類である。顔と腹部は褐色系または灰色系。背中は褐色系で濃い褐色の縞模様があり、目の周りと耳は黒い。歯は36本、指趾(指先)の本数は4本ずつで先端は尖っている。乳頭は6か所。オスには、肛門周辺に臭い匂いを発する肛門腺がある。
この小さな齧歯(げっぱ)目リス科動物に初めて会ったのは上野動物園。同じ格好をして整列してこっちを見てる。なんだか可愛い。
動物の名前はプレーリードック。動物園に住んでいる哺乳類の中でも、トップ10にはいるひときわ小さな哺乳類である。危険が迫ると、犬のように、キャン、キャンと鳴き声を発し、仲間に伝える事から、プレーリー(北米の草原)のドック(犬)と名付けられた。
プレーリードックが人気の理由はいくつかある。指先で餌をもって食べる、人間のように抱き合きあう。口と口でキスをする。鼻をくっつけ合う。互いに毛づくろいする。餌を分け与えあうなど、まるで、ピーターラビットのよう。所作がとてもかわいらしいのである。
少し前、軽井沢に行った。その際、行きの、東京発長野着の北陸新幹線で、モバイルバッテリーを落とした。
旅を終え、東京に帰ってから、JR東京駅の落とし物センターに電話したら、モバイルバッテリーはJR上田駅に届けられていることがわかった。しかし、上田駅に行かないと受け渡してもらえないことから、私は、モバイルバッテリーに別れを告げた。
さよなら、モバイルバッテリー、見つかっても取り戻せないジレンマ - お知らせ・読み物 - イーストーリー公式ホームページ (estory.jp)
しかし、この話、そこで終わらなかった。
札幌市にある円山動物園の19歳のアジアゾウ、パールちゃんは、現在妊娠中。
パールちゃんは、繁殖のために、昨年3月から、14歳のオスのシーシュ君と同居していた。
そして、2022年10月6日、血液検査で妊娠の可能性が高いことがわかった。
アジアゾウの妊娠期間は21か月から23か月。
パールちゃんの正確な妊娠時期は不明確だが、動物園では、出産時期は来年3月以降と想定している。
通常、ゾウは1子を出産する。生まれたてのゾウの赤ちゃんの体重は、80~110キロである。
大人のゾウの体重は、オスの平均が5.4トン 雌の平均は、2.7トン。
ゾウは、体重を、4足でやっとこさささえている。体重が重いため、片足立ちは苦痛である。
地球最大サイズのアフリカゾウは、背中が谷のように引っ込んでいて耳が大きい。
対して、アジアゾウの特徴は、背中が山のように丸く盛り上がっていて耳が小さい。
旭山動物園には、ショーロンという名前のヤマアラシがいる。昨年10月に長野市茶臼山動物園から来園した2歳の雄で、トゲの長さが40センチ近くもあるアフリカタテガミヤマアラシだ。トゲは怖いが、顔はおっとりしていて、小さなお目目がとてもチャーミング。ちょっとした音だけでも、危険を察し、ガバーと毛を逆立てるショーロンだが、頭がよく、自分の名前もわかっていて、飼育員さんが呼ぶと呼び声の方に寄ってくる。穴掘りが得意で、硬い爪を持つ足を使い、1年穴を掘り続けたそうだ。トンネルは、深さ50センチほど、長さは1・5メートル程度。北海道は冬、雪も降るし、今の季節は室内生活、なにをしてすごしているのかな?
今回の旅で、失敗したことがある。行きの新幹線で、モバイルバッテリーを落とした。停車したとき、ちょっとゆれて、バックが横にひっくりかえり音がした。バックのチャックが少し空いていたので、なにかスルッと落としたかもと思ったのだが、自席の下には見当たらなかった。隣席側に落ちたかもしれないと思ったが、隣席の人は他人で、寝ている。私には、寝てる他人を起こしてまで確認することはできなかった。
その後、軽井沢でスマフォの充電をしようとした時、モバイルバッテリーがないことに気づいた。
あの音、モバイルバッテリーを落とした音だったんだ。やっぱり新幹線の中で、落としたのか・・・。
旭山動物園のホッキョクグマ、雄のホクト(2000年12月8日生まれ)と雌のピリカ(2005年12月15日)の一人娘「ゆめ」は、2022年12月10日で1歳の誕生日を迎える。
ゆめは、旭山動物園で40年ぶり、また、旭山動物園で2002年に「ほっきょくぐま館」がオープンしてから、19年後となる昨年12月に生まれた、待望の赤ちゃん。元気に泳ぐゆめは、みんなの夢。だから、ゆめと命名されたそうである。
野生のホッキョクグマは、3月から6月に繁殖期を迎え、6~8か月の妊娠期間を経て1~4子を出産しするという。
ピリカが出産したのは3頭だった。しかし、2頭は死んでしまい、ゆめ1頭だけが生育した。