
お知らせ・読み物

映画「ライオンキング」で、主人公のライオン「シンバ」に、くよくよ悩まない生き方を教えるティモンは、ミーアキャットだった。そう、ヒット映画のキャラクターにもなったミーアキャットは、マングース科の仲間。体長約30cm。体重は600~900g、細長い胴体と細い四肢、尖った顔が特徴の哺乳類である。顔と腹部は褐色系または灰色系。背中は褐色系で濃い褐色の縞模様があり、目の周りと耳は黒い。歯は36本、指趾(指先)の本数は4本ずつで先端は尖っている。乳頭は6か所。オスには、肛門周辺に臭い匂いを発する肛門腺がある。
この小さな齧歯(げっぱ)目リス科動物に初めて会ったのは上野動物園。同じ格好をして整列してこっちを見てる。なんだか可愛い。
動物の名前はプレーリードック。動物園に住んでいる哺乳類の中でも、トップ10にはいるひときわ小さな哺乳類である。危険が迫ると、犬のように、キャン、キャンと鳴き声を発し、仲間に伝える事から、プレーリー(北米の草原)のドック(犬)と名付けられた。
プレーリードックが人気の理由はいくつかある。指先で餌をもって食べる、人間のように抱き合きあう。口と口でキスをする。鼻をくっつけ合う。互いに毛づくろいする。餌を分け与えあうなど、まるで、ピーターラビットのよう。所作がとてもかわいらしいのである。
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少し前、軽井沢に行った。その際、行きの、東京発長野着の北陸新幹線で、モバイルバッテリーを落とした。
旅を終え、東京に帰ってから、JR東京駅の落とし物センターに電話したら、モバイルバッテリーはJR上田駅に届けられていることがわかった。しかし、上田駅に行かないと受け渡してもらえないことから、私は、モバイルバッテリーに別れを告げた。
さよなら、モバイルバッテリー、見つかっても取り戻せないジレンマ - お知らせ・読み物 - イーストーリー公式ホームページ (estory.jp)
しかし、この話、そこで終わらなかった。
札幌市にある円山動物園の19歳のアジアゾウ、パールちゃんは、現在妊娠中。
パールちゃんは、繁殖のために、昨年3月から、14歳のオスのシーシュ君と同居していた。
そして、2022年10月6日、血液検査で妊娠の可能性が高いことがわかった。
アジアゾウの妊娠期間は21か月から23か月。
パールちゃんの正確な妊娠時期は不明確だが、動物園では、出産時期は来年3月以降と想定している。
通常、ゾウは1子を出産する。生まれたてのゾウの赤ちゃんの体重は、80~110キロである。
大人のゾウの体重は、オスの平均が5.4トン 雌の平均は、2.7トン。
ゾウは、体重を、4足でやっとこさささえている。体重が重いため、片足立ちは苦痛である。
地球最大サイズのアフリカゾウは、背中が谷のように引っ込んでいて耳が大きい。
対して、アジアゾウの特徴は、背中が山のように丸く盛り上がっていて耳が小さい。
旭山動物園には、ショーロンという名前のヤマアラシがいる。昨年10月に長野市茶臼山動物園から来園した2歳の雄で、トゲの長さが40センチ近くもあるアフリカタテガミヤマアラシだ。トゲは怖いが、顔はおっとりしていて、小さなお目目がとてもチャーミング。ちょっとした音だけでも、危険を察し、ガバーと毛を逆立てるショーロンだが、頭がよく、自分の名前もわかっていて、飼育員さんが呼ぶと呼び声の方に寄ってくる。穴掘りが得意で、硬い爪を持つ足を使い、1年穴を掘り続けたそうだ。トンネルは、深さ50センチほど、長さは1・5メートル程度。北海道は冬、雪も降るし、今の季節は室内生活、なにをしてすごしているのかな?
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今回の旅で、失敗したことがある。行きの新幹線で、モバイルバッテリーを落とした。停車したとき、ちょっとゆれて、バックが横にひっくりかえり音がした。バックのチャックが少し空いていたので、なにかスルッと落としたかもと思ったのだが、自席の下には見当たらなかった。隣席側に落ちたかもしれないと思ったが、隣席の人は他人で、寝ている。私には、寝てる他人を起こしてまで確認することはできなかった。
その後、軽井沢でスマフォの充電をしようとした時、モバイルバッテリーがないことに気づいた。
あの音、モバイルバッテリーを落とした音だったんだ。やっぱり新幹線の中で、落としたのか・・・。
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旭山動物園のホッキョクグマ、雄のホクト(2000年12月8日生まれ)と雌のピリカ(2005年12月15日)の一人娘「ゆめ」は、2022年12月10日で1歳の誕生日を迎える。
ゆめは、旭山動物園で40年ぶり、また、旭山動物園で2002年に「ほっきょくぐま館」がオープンしてから、19年後となる昨年12月に生まれた、待望の赤ちゃん。元気に泳ぐゆめは、みんなの夢。だから、ゆめと命名されたそうである。
野生のホッキョクグマは、3月から6月に繁殖期を迎え、6~8か月の妊娠期間を経て1~4子を出産しするという。
ピリカが出産したのは3頭だった。しかし、2頭は死んでしまい、ゆめ1頭だけが生育した。
11月22日(いい夫婦の日)、 アドベンチャーワールドの末っ子パンダ、フウヒン(楓浜)が2歳の誕生日を迎え、飼育員さんたちは、名前にちなんだ楓と年齢を表す「2」の氷、祝いの言葉を書いた人参で、楓浜のお祝いをした。
【ジャイアントパンダ(楓浜)】11月22日に2歳の誕生日を迎えました - YouTube
野生のパンダは1歳半~2歳で親離れし、離乳する。
2022年4月に独り立ちしたフウヒンだが、大人のパンダと比べ、竹を食べる量が少ないため、アドベンチャーワールドでは、これまで、フウヒンに人工ミルクを与えていた。
私がカピバラを知ったのは、今から20年ぐらい前。友人とシンガポール動物園に行き、夜行性の動物をバスの中から見るナイトサファリに参加した時である。そのナイトサファリで最後に見た動物がカピバラだった。辺りが暗い中、お座りしているカピバラの大きな背中を見て、あまりの身体の大きさに度肝を抜かれた。カピバラの顔はよく見えなかった。
私は鼠が苦手である。子供の頃、住んでいた横浜の家では、鼠や蛇がよく出た。
今日は、勤労感謝の日。あいにくのお天気なので、チャッピィとゆったりしながら、犬の映画「ハウ」を見た。ゴールデンドゥードゥルという犬種のハウが主役、話の主軸は、「名犬ラッシー」、「マリリンに逢いたい」、「母を訪ねて三千里のストーリー」路線。愛犬ハウが、ひょんなことで単独行き着いてしまった青森から、飼い主民夫(田中圭)が待つ横浜まで、1年以上の歳月をかけ、798キロの道のりを戻ってくるストーリー。ハウは、家に戻る道中、心に傷を持つ様々な人々に遭遇する。そのたびに、その人に寄り添い、その人の凍てついた心をほぐしていくのであった。犬は人間以上に人間の気持ちがわかるんだ・・・。
起きた時、覚えている夢は、眠りの浅いレム睡眠中に見た夢であることが多いそうだ。
さて、実在するバクの種類は4種類。マレーバク、アメリカバク、
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2022年9月12日の午前6時頃、旭山動物園でお母さんライオン「イオ」が、三つ子を生んでから、もうすぐ2ケ月。ついに、お父さんライオン「オリト」と「イオ」そして三つ子たちの同居が始まった。イオは、オリトが子供達を傷つけないか警戒している模様である。
ライオンの成長は早いもので、三つ子の赤ちゃんは、母乳だけではなく、生肉も食べ始めたようである。ちなみに、上野動物園のパンダのシャオシャオ、レイレイは、1歳3、4ケ月すぎて、竹を食べ始めたわけで、ライオンの成長の速さには驚くばかり。
生き物の妊娠期間ランキングは下記。ランキングトップ3は、ゾウ、キリン、サイ。大型動物は、おかあさんのお腹でゆっくり育つ。
Excellent movie#2「デート&ナイト」
「最近おもしろかった映画は?」と訊かれたので、「デート&ナイト」と答えたら、「トム・クルーズとキャメロン・ディアス主演の映画ね」と念を押された。おいおい、それは違うだろう。トムとキャメロンの映画は「ナイト&デイ」。同じアクションコメディでも「ナイト&デイ」はアクション、「デート&ナイト」はコメディ、主軸が違う。配給会社は同じ20世紀FOX。「デート&ナイト」は、「ナイト&デイ」に便乗し、原題「デートナイト」に「&」をつけ足してできたらしい。生き馬の目を抜く映画界、ヒットのためにはネーミング工作もお構いなしか・・・。
さて、前置きはこれくらいにして、ストーリーをご紹介しよう。フィルとクレアは、ときどき子供をベビーシッターに預け、デートに出かける仲の良い夫婦であるが、倦怠期を迎えていた。
エミリー(オルガ・キュリレンコ)が、親子ほどに年が離れている妻子持ちの天文学者エドワード(ジェレミー・アイアンズ)に惹かれる理由は何なのか。最初は、尊敬、憧れ。それが発展して恋慕。でも、それだけではない。引き金は彼女の心の闇。彼女は、孤高で、過去の出来事への罪悪感を手放せずにいた。亡くなったはずのエドから、絶妙のタイミングで、メール、手紙、プレゼントが届く。エドの言葉は抒情的。知性と浪漫、エミリーをいとおしむ言葉であふれている。心のこもった、I love you 。その上、神秘的な天文学が会話に絡んでくるものだから、言葉のロマンチック度は急上昇。この映画のテーマを「究極の純愛」ととらえるか、亡くなってまでも「相手を束縛する男のエゴ」ととらえるか、評価は二分するであろう。でも、私は、「究極の純愛」とみてとりたい。映画の冒頭、私は、エドワードをいい年してエロ爺だと思った。しかし、端正な顔立ちと美しい言葉に弱い私は、次第に、彼の言葉に胸を熱くし、その瞳に魅了され、しまいには、エミリーに羨望心を抱いていた。(危ない、危ない。)監督は、イタリアシチリア島出身の、ジュゼッペ・トルナトーレ。名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督である。ロケ地も素晴らしい。The CorrespondenceWhy is Emily (Olga Kurylenko) attracted to her wife-...
Reel#7「リアル・スティール」
仕事で挫折感を味わうことがあった。自己嫌悪で一杯になり落ち込んだ。そんな時、本作を観た。没頭した。興奮した。感涙した。モヤモヤも一掃、スカッと爽快だ。
本作は気分を発散させたい人にお勧め、ロボットボクシングを通じて育まれる親子の絆である。ストーリーは単純明快で、クライマックスに向けて盛り上がる展開、テンポがよい。配給はウィルト・ディズニー、制作総指揮はスティーブン・スピルバーグと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。ロボットの所作はディテールまでこだわっている。首を傾げるかわいい仕草や、ダンスやボクシングでのしなやかな身のこなしは、まるで人間のよう。ロボット同士の格闘シーンもタイトル通りリアル感満載、大人も子供も、親子で観ても楽しめる作品だ。
Excellent movie#5「ハーモニー 心をつなぐ歌」
本作品は、韓国の女子刑務所の合唱団「ハーモニー」が、コンクールのステージで一番会いたかった人に出会うハートフルストーリー。実在するショウンジュ女子刑務所の合唱団がモチーフ、韓国では観客動員数300万人を超えるヒット作である。受刑者と受刑者を取り巻く人々が織り成す感情模様が心を揺さぶり、感涙を誘う。
一度観て泣けたのでもう一度観たら、二度目も泣けてしまった。
主人公ジョンへは、夫のDVからお腹の子供を守るため夫を殺害し収監。刑務所で男の子を出産しミヌと名づけた。ミヌは天真爛漫に育ち1歳の誕生日を迎えたが、所内での乳児養育期間は生後18 ケ月、身寄りのないジョンヘは、半年後にはミヌを養子に出さなければならなかった。
Excellent movie#8「レナードの朝」
ロンドン・オリンピックでの日本選手団の奮闘ぶりは素晴らしかった。メダルの総獲得数38個、これは2004年のアテネ大会を上回る史上最多の獲得数だ。特に印象に残ったのはチーム戦だ。ねばりのプレーで団結力をアピールした。頂点に上り詰めたメダリスト達に盛大な拍手を送りたい。
アスリート達の切れのよい動きは脳の成せる業、今回は、脳の機能停止で昏睡状態になった患者達とその難病に挑む医師との交流を描いた『レナードの朝』を紹介する。
作者はロンドン生まれの神経学者オリヴァー・サックス。原題は「Awakenings(目覚め)」、本作はサックス自身の経験に基づく実話である。



